マドリード・フュージョン2019メディアツアー終了後
1泊2日の強行突破で
兼ねてよりの念願だった、美食の街「サンセバスチャン」を訪問してきました

これまでのツアー概要はこちら

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マドリッドからサンセバスチャンへはビルバオを経由するのが一般的なのですが
マドリ12:00発サンセ13:20着のこの便だけ、なぜかとんでもなくお安かったので、移動時間短縮の為こちらのフライトをチョイス。

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プロペラでした。
最初はものすごい音でちょっと不安だったけど、5分もすれば慣れまして
揺れも特別大きいというわけでもなく、私にとっては快適でした。

~覚書~
2列(1~19AC)×2列(1~20DF)
後ろ乗りの為、1は最後尾、19・20は最前列。
20D20Fの席は後ろ向きで、19D19Fとのボックス席になってました。

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飛行機が1機しかいない!あまりにもかわいらしい空港。
SAN SEBASTIAN . DONOSTIA
という文字が見えますか?
サンセバスチャンは、現地では「ドノスティア」と呼ばれてます。

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空港から市街地へ移動するバスは1時間に1本だけ。
ちょうどおなかもすいた頃なので、空港内にある小さなカフェへ。

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ペットボトルのお水やジュース、美味しいコーヒーやパンもそろってました。
写真右下は、パンで生ハムを挟んだボカディージョ。
スペインっ子のソウルフード的存在です。

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1つしかない空港の出口を出て、すぐ目の前にあるバス乗り場から「E21」に乗車。
時刻表の行き先は「Donostia」になってます。
1時間に1本で、乗車時間は30分ほど。
乗車する時に2.55€(一律)を支払い、降りる時はボタンを押して降車。

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バル巡りをする場合、終着駅で降ります。
目の前はギプスコア広場(Plaza Gipuzkoa)
早速の美しい景色に、のんびりほっこり、心がほどけていくのを感じました。
ではまず、MAPで確認してみましょう

バスクmap

バスを降りたのが、MAP右下の★E21バス乗り場
重い荷物を持っての移動は大変なので、ホテルは乗り場近隣で探しました。
広いお部屋でゆったり過ごしたいならMaria Cristina
リーズナブルにしてその分吞みたい!ならLegazpi Doce
空港への送迎をしてくれるホテルもいくつかあるようです。

チェックインして荷物を置いて、いざ

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まだ早い時間でしたが、バル街は早くも灯りがチラホラ。
カーキと黒を基調とした街並みはとにかく美しく、何度もためいき。
散策しているだけでトキメキモードに突入
雑貨店などを何軒かのぞいて、念願のバルへ

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1軒目「Gandarias(ガンダリアス)」MAP①
お店のスペシャリテ、生ハムとマッシュルームのピンチョス。
肉厚でおおぶりのブラウンマッシュルームがうず高く積み上げられ、上からアリオリ(ニンニクをきかせ、オリーブオイルを乳化させたスペインのスタンダートソース)がたっぷり。
う、う、うまーーーい
旨味をがっつり吸い込んだ土台のパンも、たまらなく美味しい♪

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どうやら私たちがオーダーした2串がラストだったようで
売り切れと言われガッカリしていたお隣さんに、1串おすそ分け。
で、こちらは、お返しにといただいたウニのタパス。
芸術的な姿にうっとり、お味は見た目より軽やかでした。

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ピンチョスをいただきながら、父からプレゼントしてもらった本をぼんやり見てたら
あれ?あの方、この表紙の人じゃない?ってことになり
ご本人に見せたら「おー♪」って喜んでくださり
慣れた手つきで本にサラサラッとサインまで書いてくれました。
スペインの人って、見た目強面だけど本当に気さくで優しい

本来なら、お店が気に入ったらアレコレ注文して長居したいトコですが・・・
グラスがあいたら次のバルへ!

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2軒目「Atari(アタリ)」MAP②
いろんな方からのお勧めリストにあがってるのに、他店のようなスペシャリテのコメントがなく、それがむしろ気になる存在になっていたバル。

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長いカウンターには、ボリューム感抜群にデザインされたピンチョスがずらり
まさに、一見の価値あり
「絶対好きだと思う」と口々に言ってた知人たちに、敬礼!

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これはもう選べません  全部と言いたい!
なんて、迷いに迷う時間がまた、たまらなく楽しかったりして。
つたないスペイン語で「エスト・・・エスト・・・」と指さし。

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そんな私を横目に、隣で何やら複雑なオーダーをする父(15年くらいスペイン在住)
フォンドボーで柔らかに煮込まれた牛肉と、コーングリッツのかかったフォアグラソテー。
メニューにない無茶ぶりなのに、即席で作ってくれたようです。

スペインのバルホッピングは基本カウンターで立ち飲み(テーブルにすわるとテーブル料金が加算されます)なのですが、アタリはテーブル席が広々ゆったり。
ちょうど雨が降ってきたので、テーブル席で少しだけ雨宿りしました。

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さて、最後にデザートでも食べに行きましょうか
今回一番楽しみにしていた
バスクチーズケーキの「LaVina(ラ・ビーニャ)」MAP③
が・・・まさかの改装中
ショックのあまり、その場に崩れ落ちそうな私をすくってくれたのが

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お向いさんの「LETE TABERNA JATETXEA」
うちにもチーズケーキあるよと、優しい笑顔で迎えてくれました。

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きっと、これもご縁。
ラビーニャの真っ黒チーズケーキより少し薄い焼き色でしたが、香ばしくてしっとりクリーミーで優しい味わい。甘さ控えめで、ラズベリーソースがよく合います。
寒かったので、あつあつのカフェコンレチェ(ミルク入りコーヒー)がしみました

あと1~2軒行きたいとこだったんだけど・・・
おなかも満たされ、あいにくの雨が続いていたので、残念ながら一日目はこれで終了。
2日目のレポートはまた後ほど。